横浜を母港とする名門のお嬢様学校。入学するためには、成績はもちろんスポーツや芸術などにも深い理解をもっていることが重要である。学園艦はアークロイヤルに近似しており、大洗女子学園と比べると全長が約2倍、体積が約8倍という巨大さである。
黒森峰・サンダース・プラウダと並んで戦車道の名門校であり、全国大会では準優勝をしたことがあるほどの強豪校である。ただし、全国優勝は一度もしたことがなく、第６３回全国高校生大会では黒森峰女学園に破れ準優勝に終わった。戦車道チームは非常に高い戦車の操縦能力を持っており、リーダーであるダージリンは「いかなる時も戦車内でティーカップの紅茶をこぼさない」と豪語している。また、戦車道で好敵手と認めた相手にはティーカップを送るという伝統があり、大洗女子学園の戦車道チームは親善試合後にティーカップをもらっている。
生徒はイギリスの作法と格式を重んじており、聖グロリアーナ女学院自体がイギリスの学校と提携している。卒業生も学院に多くの支援を行っていることから、財政的にはかなり裕福で優れた戦車を揃えているが、保守的な志向が強いためイギリス製の戦車以外の戦車の購入には消極的な側面が強い。