ガールズアンドパンツァー Wiki
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当初は歩兵戦闘に主眼が置かれていたⅢ号突撃砲であったが、戦車との遭遇によって様々な改良が施す必要性が生じた。搭載されていた75mm砲は後期モデルになると装甲を貫通するために弾速の速く砲身の長いものが採用される。また、装甲も順次強化され最終的には80mmの厚さにまで拡張された。新たな砲身を導入した結果として、ある程度の連射が可能になった。1943年以降は主砲に防盾が取り付けられるようになり、後方からの攻撃に対する防御力が大幅に向上した。更に、歩兵対策として車内に7.92mm機関銃が搭載されるようになった。

また、履帯が脱軌するという問題が生じたためにターン・ローラーを前面に移設するという措置も取られた。横側に設置されていた歩兵脱出用のハッチも後期モデルからは撤廃されている。

車長用のキューポラはボールベアリングを用いて回転可能なように改造されていたが、連合軍の爆撃によってボールベアリングの生産がストップすると固定式に戻された。1944年にアルケット社がキューポラに避弾板を設置したものを開発すると、既に導入されていた分の筐体にも同様の改良がなされた。

その他、現場の兵士達によって様々な改修がなされ、生存率を上げる試みが行われていた。