ガールズアンドパンツァー Wiki
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38tA

38tA型

38(t)戦車は1939年5月~11月、チェコスロバキア軍向けに開発・発注された。しかし1輌の完成も見ることなく、後の1939年のミュンヘン会談の結果ナチス・ドイツによるチェコ併合を迎えることとなり、ドイツ国防軍用としてドイツ軍により完成された。これがA型であり、38(t)戦車では一番最初の型にあたる。大きな4つの転輪を持つ足回りを特徴とし、砲塔の乗員が1人だった38(t)戦車に対し、A型は2人用に改装されている。 武装は37mm戦車砲38(t)型(3.7cm KwK 38(t))1門(携行弾数90発)、7.92mm MG37(t)機銃を砲塔同軸に1挺と車体前面左側に1挺の合計2挺(携行弾数2700発)、装甲は最大25mm、最高速度は42km/hである。


また1940年1月~5月にかけて生産されたA型の改良型であるB型は、無線機がドイツ製に改装された他、発煙装置・照明器具が備えられた。操縦手前面装甲板の形状が違うことを除けば外見はA型とほぼ同じである。