F2型
バルバロッサ作戦が開始されると、ソ連軍のT-34中戦車・KV-1重戦車に対し遠距離砲撃での威力不足が問題となり(T-34ショック)、国防軍の規定を超えた7.5cm KwK40 L/43が搭載される事になった。これが、当初はF2型と呼称された。
G型
F2型の長砲身搭載型がのちにG型と正式改称される。
1943年4月には主砲が7.5cm KwK40 L/48に変更され、車体前面に30mmの追加装甲が施され、側面にシュルツェン(対戦車小銃対策の追加装甲)を装備した。
H型
1943年6月、前面装甲厚を前部16mm、後部25mmに増加し足回りを改良した。
車体及び戦闘室前面装甲を80mmに変更し、ツィンメリット・コーティングを施す等の改造が行われるようになった。
J型
1944年5月最終生産型(生産簡略型)のJ型が生産開始。同7月車体上面装甲を16mmに増加。
同9月磁気吸着地雷の脅威は無いとしてツィンメリット・コーティングの塗布が中止。
その頃より従来のシュルツェン装備に代わり対HEAT弾防御専用の金網製のものも生産されるようになる。