マジノ女学院は、全国戦車道高校生大会の第一回戦でアンツィオ高校に敗れた学校である。マジノ女学院は主にフランス製の戦車を使っており、アンツィオ高校との試合では、フラッグ車にソミュアS35、その他にルノーB1やルノーFT-17を使用していた。作中では特に言及されているわけではないが、一般的には強豪校として認識されているらしくく、アンツィオ高校は「我々はあのマジノ女学院に勝利したのだ!」という発言をしている。なお、マジノ女学院という名前の由来は、第二次世界大戦の時にフランスが構築していた要塞戦である「マジノ線」にちなんでいる。
アニメ本編では特にマジノ女学院に言及するシーンは出てきていないが、漫画「激闘!マジノ戦です!」では、マジノ女学院が全国大会でアンツィオ高校と対戦するまでの出来事が描かれており、そこではフランスのヴェルサイユ宮殿をモチーフにしたと思われる校舎やお嬢様言葉を使いながら会話をする女生徒たちの描写があり、聖グロリアーナ女学院と同じようにハイソな雰囲気が漂っている学校である。また、その漫画では当校の戦術や考え方にも言及がなされており、以前の防御主体の戦術から機動力を活かした騎兵戦術に移行しようとしている。