短期決戦戦法で勢い付いた大洗女子学園戦車道チームは、隊長であるみほの指示を尽く無視して市街地へ突入する。みほは、この時点で相手の様子の異変に気づいており、相手の戦法に気づいていたが、勢いにのる他のチームはそうしたみほの警告を耳に入れずひたすら進んでしまったのだ。
市街地に入ると、大洗女子学園のチームはプラウダ高校の大量の戦車に囲われてしまった。つまり、これは相手を調子付かせて罠におびき寄せるための囮作戦だったのである。周囲を敵戦車に囲まれてしまった大洗女子学園のチームは、唯一の逃げ道である協会に入った。
こうして囲まれた状態で集中砲火され続ける自体は免れた。協会に逃げ込んだあとも協会に対して砲火は続いていたが、突然砲火が止む。そうすると、旗をもったプラウダ高校のメンバーがやってきて、大洗女子学園チームに対して降伏を進める宣言をしてくる。「3時間待ってやる」というカチューシャの言葉の中、大洗女子学園チームは負けを覚悟し雰囲気は沈んでしまった。
このタイミングで、パニックに陥った川嶋が「この大会で優勝しないと大洗女子学園は廃校になってしまう」という今まで伏せていた事実を暴露してしまう。なおさら沈んでしまった雰囲気を前に、みほは率先して「アンコウ踊り」を行い士気を高めようとした。その結果、チームメンバー全員がアンコウ踊りを踊ることで一体感が強まり、プラウダ高校に反抗する体制が整った。